【コラム】なぜ歩行が重要なのか

滋賀県近江八幡市のピラティススタジオ「レジリエンス」のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

今回のコラムのテーマは「歩行」

当店店主はピラティスだけでなく、健康運動指導士として行政のお仕事にも携わっております。
必ずキーワードとして入ってくるのが「歩行数」
厚労省が健康づくりのために推奨する歩数をご存知ですか。

・成人(20-64歳):1日8,000歩(約60分)
・高齢者(65歳以上):1日6,000歩(約40分)
(健康日本21(第三次))

車社会ではなかなか難しい人が多いのが現実。
最近では「まずは1日プラス1,000歩」も推奨されています。

これは糖尿病、高血圧、脂質代謝異常等の「生活習慣病予防」や「ロコモ予防」を目的としています。
ではピラティス的にはなぜ歩行が重要なのかでしょうか。

店主が約10年前、恩師Marie-Jose Blom(マリジョゼ・ブロム)先生から学んだFascia(筋膜)の観点から考える「歩行の重要性」を今回、お伝えします。

なぜ歩行が重要なのか

①歩行することで体全体の結合組織を刺激する
歩行の衝撃や伸展・収縮が全身の結合組織(Fascia)を刺激。
結合組織(Fascia)の水分・弾力・滑走性が高まり、全身が繋ります。

②これまでは筋肉で歩行すると思われていたが、Fasciaの弾性張力が起こって歩行する
これまでの考え:筋肉の収縮で歩く
新しい考え:Fasciaの弾性張力(伸張→反発)が歩行を生み出す
▷カンガルーが飛び跳ねるように前進する脚がまさにこれです。

③ノルディックウォーキングは上半身・下半身をうまく調和してFasciaの弾性張力が起こるパーフェクトな運動
当店がノルディックウォーキングを導入した大きな理由です。
・ポールを使うことで上半身・下半身の運動がスムーズに。
・全身のFasciaの弾性張力が最大限に引き出される。

④頭頂部から見るといろんなフィギュア8が見える
イラストを参考にイメージしてみてください。
人間は足元から頭頂部まで「螺旋の動き」を行っています。
それを刺激するのが「横隔膜(おうかくまく)」
ピラティスでもキーワードとなる呼吸に関与する筋肉です。

当店のピラティスはこの自然な動きを取り戻す、身体の再教育を行います。
ピラティス+歩くことでより身体の変化を早く出すことができます。

⑤回旋を伴う。血液循環、リンパの刺激になる
血液循環の促進、リンパの流れを刺激、促進します。

⑥消化器系がうまく動く
内臓が適度に刺激され、消化・吸収・排泄がスムーズに。

⓻弾性反発が足からではなく体幹から起こる
体幹のFasciaが伸張→反発し、前へスムーズに促進されます。

以上7つの点から・・・

歩行は全身のFasciaをつなぎ、刺激し、調和させる最高の運動です